レンズを扱う時に手を石鹸で洗わない
当院でもたまに見られますが、レンズを着脱する際に石鹸をつけないで指の先だを濡らす様にして手洗いを終わらせてしまおうとする患者さんがいらっしゃいます。初めてコンタクトを購入した時は守っていても、利用していくうちに疎かにしてしまいがちなのでしょう・・ しかし、手や指は微生物がつきやすく繁殖しやすいところです。指先の汚れがレンズについて繁殖するケースが実に多いのです。『手洗い』という、幼稚園児でもできる簡単なケアで
貴方の目が安全に守られる事をお忘れなく・・・!
レンズを扱う時に手を石鹸で洗わない
当院でもたまに見られますが、レンズを着脱する際に石鹸をつけないで指の先だを濡らす様にして手洗いを終わらせてしまおうとする患者さんがいらっしゃいます。初めてコンタクトを購入した時は守っていても、利用していくうちに疎かにしてしまいがちなのでしょう・・ しかし、手や指は微生物がつきやすく繁殖しやすいところです。指先の汚れがレンズについて繁殖するケースが実に多いのです。『手洗い』という、幼稚園児でもできる簡単なケアで
貴方の目が安全に守られる事をお忘れなく・・・!
レンズのこすり洗い全くしていない
当院にてコンタクト購入の際、院長はコンタクトを装用した状態をスリットと呼ばれる機械で検査します。その際、レンズに汚れが付着している患者さんは直ちにレンズをはずして、こすり洗いの徹底を指導します。 そのような患者さんに多いのが【洗浄液への過信】です。昨今、技術の進歩と共にコンタクトレンズの洗浄方法も進歩し、ドラックストアには、2種類の液体につけるタイプや、錠剤を溶かすもの、中には1種類の液体だけで大丈夫なもの・・と、【簡単】【手間いらず】を売り文句に次々と新商品が並んでいます。しかし、国民生活センターによると洗浄液につけるだけでは消毒効果は不完全であり、こすりあらいを毎日行わないと殺菌はできないとのこと。「洗浄液につければ大丈夫」なんて安心しないで下さい。忙しくても、面倒でも、しっかりこする。
なぜなら、そのたった30秒で貴方の目は守られるのですから・・・。
使いっぱなしのレンズケース
診察を受けに来た患者さんが、何かしらの症状がある場合、手持ちのレンズを装用して頂く場合がありますが、そのレンズケースを見て驚くことがあります。ケースの縁は黒くカビが生え、中の洗浄液は白く濁っている・・・眼を疑いたくなる光景ですが残念ながら現実です。 ケースも雑菌が繁殖しやすいもの。毎日、洗浄して自然乾燥させるか、繊維の少ない乾いた布(紙)で水分をしっかりふき取らなければなりません。そして3ヶ月使ったら新しいケースと交換しましょう。当院の受付カウンターには、“ご自由におとりください”と書かれた沢山のレンズケースが入った籠が患者さんをお迎えしております。
~1人でも多くの方がコンタクトで快適にすごせますように~
3つに分かれます。
①全身疾患を伴うもの。
②①でないもの。
③環境因子の伴うもの。
涙は上まぶた裏側にある涙腺で作られていて目の表面に潤いを与えます。涙は目の表面では『ムチンが混じった水層』と『油層』の2層構造になっています。このバランスが崩れてしまうとドライアイになります。
簡単に目が乾くから→ドライアイと考える方も多いですが、目も口も乾く・・という症状の自己免疫疾患シェーグレン症候群という病気の場合もありますので、眼科受診することをおすすめします。
(20代 女性)
A.ソフトコンタクトレンズ80% ハードコンタクト装用者70%が目の乾きを訴えると言われています。涙はレンズと黒目の間で潤滑油になって目を保護していますが、涙がないと黒目とレンズが密着して傷ができ、細菌に対する抵抗力が下がり角膜感染症を起すことにもなりかねません。その為、今まではドライアイの患者さんにコンタクトレンズの使用を禁忌とされていたのです。しかし近年の目覚しいコンタクトの進歩により最近ではソフトコンタクトの中でも乾燥感や装用感の改善を目指して様々なものが出てきました。特に★親水性成分含有レンズ、侵水性の高い★高分子を配合したシリコーンハイドロゲルレンズに於いては、かなり乾燥感が改善されると思われます。★ 当院ではボシュロム フレッシュフィットを取り扱っております。
(40代 女)
A.ひとまず眼科受診をおすすめしますが、市販薬を購入、使用する際には防腐剤が含まれていない点眼薬を選びます。市販の目薬には有効成分とは関係ない『さし心地』を求めた成分が多含まれる事を理解して下さい。(涙量が少ないので成分が薄まらずに目を傷つけてしまう事さえあります。)そして水道水にはばい菌や消毒液が混ざっているので目には良くありません。
(50代 男性)
A.ひとつは【意識してまばたきをする】ことです。パソコンを長時間することでまばたきの回数が減り、涙が蒸発しやすくなります。次に【パソコンのモニターを目の位置より下におく】ことです。パソコンの位置が下だと、目が開いている幅が正面に置いた時より小さくなります。小さくなると、涙の蒸発が減りドライアイ予防できるとされています。最後に【エアコンの風が直接当たらない位置にすわる】ことです。温風が直接当たることで涙の蒸発をすすませます。
加湿器をつける等の対策をしっかりしましょう。
ドライアイの原因は3つの『コン』といわれるようにパソコン・エアコン・コンタクトレンズ の使用はドライアイの大きな危険因子です。注意して使用しましょう。